自動車の査定を行う際には、傷やへこみの程度が非常に浅く、小さなものであり、1cm未満の場合、減点対象とはされません。
これは、日本自動車査定協会のガイドラインで定められています。
このような程度の傷であれば、専用の傷消し用研磨剤（コンパウンド）を使用することで修復することが可能です。
したがって、査定金額にはそれほど影響しないと考えられます。
ただし、信頼関係を構築するためには、買取業者に対して報告を行っておくことが良いでしょう。
何か問題が発生した場合に備えて、事前の報告は重要です。
また、傷やへこみが非常に大きく、各パネルの半分以上を占めるような場合は、交換が必要という判断がされます。
これに伴って修理費用も高額になることが予想されるため、売買契約が破棄される可能性も考慮しておく必要があります。
さらに、エンジンに大きな損傷がある場合は、一般的には全損扱いとされ、廃車することが望ましいとされています。
エンジンの修理費用が高額になる場合は、車を修理するよりも、廃車とする方が経済的にも賢明です。